皆さんは建築中に大量のブロックを淡々と置き続けた経験はありませんか?
そんな時代はもう終わりました。
この記事では大量のブロックをたった一つのコマンドで設置できる、fillコマンドの解説をします。
fillコマンドとは?
fillコマンドとは、大量のブロックを一括で設置できるコマンドです。
クリエイティブで大規模建築をするときなどに重宝します。
fillコマンドの基本
fillコマンドは以下の文法で使うことができます。
/fill <始点のx y z座標> <終点のx y z座標> <ブロックの種類> <モード>
<始点のxyz座標>、<終点のxyz座標>にはそれぞれブロックを設置する地点の始点と終点の座標を入れます。<ブロックの種類>には設置したいブロックに対応したidを入れます。モードについては後程説明しますが、省略しても大丈夫です。
fillコマンドの使い方
では実際に使ってみましょう。
このようにブロックを設置したいとき、その範囲の角にあたる部分(どこでもいい)とその対角にある場所をそれぞれ始点と終点にします。
画像のレッドストーンブロックの部分が始点と終点です。
座標がわかったら以下のようにコマンドを打ちます。今回はアカシアの原木を設置しているので、<ブロックの種類>の部分はminecraft:acacia_logとなっています。
x1 y1 z1 にはそれぞれ始点のxyz座標、x2 y2 z2にはそれぞれ終点のxyz座標を入力してください。
/fill x1 y1 z1 x2 y2 z2 <ブロックの種類>
<ブロックの種類>に入れるブロックのIDはこちらのサイト様が一覧を載せてくれています!
https://n5v.net/block-item-id/
fillコマンドの様々なモード
ここではfillコマンドの最後の部分、モードについて解説します。使いこなすことでさらに便利になるため、ぜひ状況に応じて使い分けてみてください!
replace
モードの入力を省略したときと同じ動きをします。
指定した範囲内にすでにブロックが置かれていたとしても、そのブロックとこのコマンドで指定した新しいブロックが置き換わります。
/fill <始点のx y z座標> <終点のx y z座標> <ブロックの種類> replace
destroy
基本的にはreplaceと同じですが、指定した範囲にブロックがあった場合置き換わるのではなく、もともとあったブロックが破壊されます。(つまりアイテムがドロップする)
画像はもともと木があった場所を範囲内に指定して実行したものです。ドロップしているアイテムから木が破壊されていることがわかります。
/fill <始点のx y z座標> <終点のx y z座標> <ブロックの種類> destroy
keep
こちらも基本的にはreplaceと同じですが、指定した範囲にブロックがあった場合、そのブロックの部分はそのまま残ります。
画像は村の家があった場所を範囲に含めて実行したものです。
村の家が無事であることがわかります。
/fill <始点のx y z座標> <終点のx y z座標> <ブロックの種類> keep
outline
指定した範囲の周りをブロックで囲みます。内側にもともとあったブロックは残ります。
/fill <始点のx y z座標> <終点のx y z座標> <ブロックの種類> outline
hollow
指定した範囲の周りをブロックで囲みます。内側にもともとあったブロックは消えます。
まとめ
このコマンドを使えば急に川に橋がかかったり、障害物を破壊したりなど様々なことができそうですね!
私はTNTを大量設置するためによく使います。
それでは良きマイクラライフを!
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